Lpic (LinuC) Level1 勉強方法
Lpic試験について
ざっくりいうとLinuxを使いこなすためのベンダー資格
レベル1は初心者向けの資格です。
レベル1は101、102の2試験ともに合格するとLpic Level1と名乗ることが出来ます。
今はLinuCという試験に変わりつつありますが、まだLpicも受けることが出来る(はず)です。
LinuCはまだ情報が少ないのでLpicの方が合格しやすいのではないかな、と個人的に思っております。
受験結果
101試験:660(合格ライン:500)
(内訳)
・システムアーキテクチャ:100%
・Linuxのインストールとパッケージ管理:54%
・デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準:80%
102試験:630(合格ライン:500)
(内訳)
シェル、スクリプト、およびデータ管理:80%
ユーザインタフェースとデスクトップ:100%
管理業務:91%
重要なシステムサービス:90%
ネットワークの基礎:71%
セキュリティ:55%
こうみると得意な部分と不得意な部分が極端で面白いですね。
ネットワークが一番悪いかなと思っていましたが(Oracle受ける時もネットワークは苦労しました。笑)
101ではパッケージ管理、102ではセキュリティが酷いですね。
また、102ではシェルやSQLを業務で多く使っていたので勉強する必要がなかったのは大きかったです。(100%ではなかったですが。。。)
勉強のもろもろ
期間
101試験:1ヶ月
102試験:3週間
だらだら勉強しても仕方ないので先に受験日を決めました。
ちょうど1カ月後には予定が入っていたため、というのと、シェルやSQLの分を差し引いて102を3週間としました。
勉強方法
いろいろ他の合格者の話を見ていたらこの問題集がお勧めされていたので購入。
結果として、一番使えました。本番の類似問題が多かったです。
問題数も多く、解説も丁寧なのでこの一冊だけで十分合格できると思います。
また、101,102の両方をこの一冊で補えるのでお財布にもやさしい。
私はこの本を約3~4週しました。目安は一日1章。
最後の一週間は巻末の模擬試験と自信がなかった章を解くようにしました。
さらに模擬試験では90%以上とれるまで繰り返しました。
Ping-t
ping-t.com101は無料で問題集を実施することができます。
スピードマスターをやっていると初見でも模擬試験モードで大体80~90%は取れると思います。
ですので、101も102も私は全部銀、半分くらい金の状態で受験しました。
問題数が多く、理解を深めるという位置づけで使用しました。
102の問題は有料です。月額ですので、自分の勉強期間に合わせて購入することが出来ます。
私は101を受けてから1月以内に102を受験するつもりで勉強していたので1ヶ月分を購入しました。
また、私は全て机上で勉強しましたが、環境がある人は実際にLinux環境を構築して実施するとよいと思います。
環境構築できないよ!って方はcygwin(https://www.cygwin.com/)をwindowsにインストールしましょう。windows上でLinuxコマンドが使用できるターミナルです。
これを使って勉強するのも有だと思います。
受けた感想
いたるところで、「日本語が変」だとか「一昔前のGoogle翻訳」だとか書かれていたのでドキドキしながら受験しましたが、私のときはもう変な日本語の問題はありませんでした。(運が良かっただけかもしれませんが)
また、記述問題は101も102も15問ほどでした。オプションが不要な時は不要、と書いてくれていますので、かかれていない時はオプションも付けると吉です。
101からでも102からでもどちらでも受けられますが、順当に101から受けることをお勧めします。
理由は明白で、101の学習内容を102でそのまま利用する場面があるからです。
また受験費用は15000円×2なのでお高いですのでなるべく1回で合格を目指しましょう。
次の資格の話はOSS-DBの取得を目指しているので合格したら書きます。