Docker で PostgreSQL 環境を作成する
PostgreSQL環境を作成する
Docker を使ってPostgres環境を作ろうと思い、
以前入れたdockerをアンインストールして、再度インストール。
すると、以下のようなエラーが発生した。
前提
これはBiosの設定から仮想環境の設定を有効にする必要があるため、
Biosの設定を見てきます。
はい、見てきました。
これで使えるようになりました。
いよいよ、postgres環境の作成です。
以下の記事を参考に作成していきます。
Docker公式イメージで開発用RDBをゲットだぜ(PostgreSQL編)
PostgreSQLのDockerイメージの使い方 - SIerだけど技術やりたいブログ
docker操作
(実行コマンド)
docker run -d --name postgres10 -e POSTGRES_PASSWORD=password -p 15432:5432 postgres:10
今回使ったオプションは以下の通り
-d
バックグラウンドで実行
--name
イメージの名前を設定
-e
環境変数の設定
-p
ポートフォワード
※ちなみに私のPCに入っているDockerは11なのでコマンドが古いです。
併せて現在のコマンドも載せておきます。
アンスコした時に新しいバージョンインストールしろよって感じですね。。。
(コンテナの確認)
docker ps / docker container ls
(imageの確認)
docker images / docker image ls
イメージが二つできている・・・?
とりあえずコンテナ内にはいってみる。
docker exec -ti postgres10 /bin/bash
-ti
ターミナルでコンテナを操作する。
(これをつけないと操作できずにただ抜けるしかなくなります)
さて、 無事にログインできました。
バージョンを確認してPostgresに接続する。
psql --version
psql -U postgres
PostgreSQL環境の作成が完了。
おまけ
イメージを作成する。
dockerをバージョンを上げるためにimageをsaveしてtar.gzファイルにして吐き出しておく。
特に何もしていないけど改めてimageを作る。
postgres_newというimage名で作ります。
docker commit もとにするコンテナ名 image名 / docker commit postgres10 postgres
imageを確認するとpostgres_newが出来ていることが確認できました。
イメージをファイルにする
ではsaveでファイルにします。
docker save image名 > ファイル名
/ docker save postgres_new > postgres_new.tar.gz
ちゃんと吐き出されていました。
次回はdockerの最新版を使ってこのimageをloadするところから始めます。
いつになったらpostgresに触れるのか。。。
Oracle Master Silver 12c 勉強方法
OracleMasterとは
OracleDatabaseのベンダー資格です。
OSS-DBと違って資格に期限はありません。
今回かくのはSilverの勉強方法と受験の感想です。
金額がだとか、試験申し込みだとかは割愛します。
Silverの記事読む人は多分もうご存じだと思いますので。。。
なお、Silverは、前提条件としてOracleMasterBronzeに合格している必要があります。
(余談ですがJavaのBronzeはSilverから受けることが出来ます。Bronzeが日本限定の資格だからでしょうか・・・?)
SilverについてのOracleの公式ページは以下です。
受験結果
お恥ずかしい話ではありますが、3回受けてます。
2回(2017年6月、2017年7月)は試験改訂前ですので、公式の言葉を借りるなら重箱の隅をつつく問題をうけていました。
2017年8月に3回目にして75%で合格しました。(受験料だけで10万近く。。。)
改訂前はASM関連の問題が多く、試験勉強に使っていた参考書(後述)にはほとんど書いていなかったので非常に困ったのを覚えています。
勉強方法
使った参考書
・オラクルマスター教科書 Silver Oracle Database 12c
https://www.amazon.co.jp/dp/4798143561/
現在12cSilverの参考書はこちらしかありません。
私が勉強を始めたのが約1年前ですが、その時からこれ一冊しかなかった。。。
解説、問題集、問題集解説の3冊分冊です。
問題集は特に試験で類似が出ることはありませんでした。
正直改訂前は全く空気のような存在でした。
問題が改訂されてかろうじて息を吹き返したという印象です。
・【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Silver[Silver DBA11g](試験番号:1Z0-052)完全詳解+精選問題集 (オラクルマスタースタディガイド)
https://www.amazon.co.jp/dp/4797361867/
Bronzeでは非常にお世話になった安心と信頼の白本ですが、バージョンが違うこともあり、試験範囲が異なります。
ただ、個人的には黒本より解説は丁寧だったと思います。
・【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Gold[Gold DBA11g](試験番号:1Z0-053)完全詳解+精選問題集 (オラクルマスタースタディガイド)
https://www.amazon.co.jp/dp/4797361875
11gではGoldの範囲だったスケジューラなどが12cでは試験範囲になっています。
(バージョンが上がるごとに難しくなっているということですね。。。)
11gの白本で補えない箇所はこちらの参考書で勉強しました。
・クラムメディア
クラムメディア | Oracle 1Z0-062 資格問題集 - Oracle 12C Silver 問題集
12cSilver専用の問題がないのでこちらも購入して2,3問同じ問題が出ました。
私が購入した時は改訂前でしたのでASMの問題なども含まれています。
他の方の記事を見ると回答が間違っていることがおおいとありますが、
私が購入した時には回答は訂正されているものが多かったです。(それもどうなのwという話ですが。)
改訂後に受験するときにはお世話にはなりませんでした。
勉強期間
年明けから勉強始めたので約半年間ですね。
業務でOracleをさわったことはないので(SQL以外)、結構苦労しました。
勉強する方は実機触ることをお勧めします。
私はBronzeの受験の時に構築したのに試験勉強を座学でおこないました。
また、会社の方でOracleSilverの研修もあったので併せて受講しました。
おすすめ
Oracle社で無料で行われているOracleMaster12c Silverのセミナーは受けた方が良いです。絶対に。
公式サイトにて日時は発表されるので定期的にチェックするとよいと思います。
私は公式サイトのお知らせは受験日時を決めたら2,3日に1回のペースで見ていました。
特に新しい情報が入ってくることは多くないので1週間に1度とかでもいいかもしれませんが、見ておいて損はないと思います。
(現に私は、試験改訂とセミナーの情報を発表当日に知れたので)
受験の感想
1・2回目(改訂前)
1回目に受けた時は絶対に無理だと思いました。結果は61%。
自社の研修でASMはあんまり出なさそうと聞いてASMほぼ勉強せず。。。
(黒本でもページ数少なかったので重要じゃないと思っていました)
実際に受けてみたらASMの問題90問中15問前後出るじゃないですか
いやいやいやw
なので2回目受ける前にはASMについてかなり勉強していきました。
とはいえ、黒本には書いてないので分からなかった問題を覚えて、公式のマニュアルで答え合わせ&試験範囲のワードから検索してあたりをつけて暗記、暗記、暗記。。。
2回目は正直受かったと思ったんですが、64%で落ちました。。。
2回目も分からなかった問題はすぐに公式のマニュアルで答え合わせ。
もし、受験時に「あー、だめかもー」とおもったら出来るだけ出題された問題を覚えて会場から出た時に答え合わせ、もしくはメモしておくことをおすすめします。
(1回目と2回目でかぶった問題は10問前後でした。)
3回目
正直今までが難しすぎて「えっ?」という感じ。拍子抜け。
これは間違いなく合格しているという確信を持ってました(再びw)
宿敵ASMが出ず、運用関連の問題が多かったです。
他の方も書いていましたが、素直な問題が多くなりました。
まとめ
正直、現在仕事をしていて、OracleDBは日本のシェアが小さくなってきているなと感じます。ランニングコストが非常に高いので。。。
ですが、OSS-DBと違い、OracleMasterは期限がありませんし(バージョンはありますが。。。)、将来海外を視野に入れている人は取っておいて損はないと思います。
ただ、DBで食っていきたい!という人以外はBronzeまでで十分かな、と感じます。
以上、OracleMasterSilver(12c)勉強方法でした。